
― ぐっすり寝ているはずなのに ―
「夜中にふと目が覚めて、そこから眠れなくなる…」
そんな経験、ありませんか?
寝つきは悪くない。でも、2時とか3時に目が覚めて、そのまま朝までぐるぐる思考…。
これは「中途覚醒」と呼ばれるもので、実は20~50代の働き盛り世代にとても多い睡眠の悩みです。
しかも、「ちゃんと眠れない」のに「朝は時間通りに起きなきゃいけない」。
疲れが取れず、日中のパフォーマンスにも影響が出る…
“がんばってる人ほど、陥りやすい”のがこの睡眠トラップなんです。
今回は、睡眠を改善するための習慣と、その実践法をご紹介します。
【理想】はわかる。でも【現実】は違うよね
ネットや雑誌でよく見かける中途覚醒対策って、こんな感じ。
- 規則正しい生活をしましょう
- 寝る前はスマホNG
- カフェインは夕方以降NG
- リラックスしましょう (って言われても!)
──これ、ほんとによく見かけますし 基本なんです
でもむずかしいんですよね。それができたら悩まないです。
現代人、特に30代以降の「仕事・育児・家事・人間関係」のストレスフルな日常では、
“理想的な睡眠習慣”なんて夢物語に思えてきます。
だから私は、「それでもできる」現実派の睡眠メソッドを提案したいんです。
中途覚醒を防ぐ “小さな習慣” 7つのアイデア
基本は変えずに 少しでも取り入れることができるアイデアをご紹介します
1. 【起きる時間だけ】死守しよう
「寝る時間がバラバラでも、起きる時間は一定にする」だけで、
体内時計はちゃんとリセットされます。
朝6:30に起きると決めたら、多少夜更かししてもその時間に起きてみて。
数日で夜に自然と眠くなるようになります。
実践例: 週末も同じ時間にアラーム → 二度寝してもOK!
まずはリズムを崩さないことが大切です。
朝がなかなか起きれない方はこちらも併せてお読みください。
モーニングルーティンの大切さと続けるコツはこちら。
2. 深呼吸“だけ”でも、自律神経は整う
「瞑想とかヨガとか言われても、むずかしい…」
なら、“吸って・吐く”のリズムに意識を向けるだけでOK。
「1・2・3・4で吸って、5・6・7・8で吐く」
これを3分やるだけで、心拍が落ち着き、副交感神経が優位に。
私の習慣: 枕に頭を乗せたら「吸って、吐いて」で自然に眠気がくる!
3. 寝室を“攻めるより、守る”
快眠グッズを買いまくる前に、まずは「敵を減らす」こと。
- 明るすぎる → アイマスクで遮断
- うるさい → 耳栓 or ホワイトノイズアプリ
- 乾燥する → 濡れタオル1枚で湿度UP
推しアイテム: 100均のふわふわアイマスクが意外と優秀。 リラックスできる香りのついたものや 暖かくなるタイプも眠りを誘います。
4. スマホ見るなら“ながらストレッチ”
「スマホ見るなって無理!」なら、見ながら足首まわし、肩まわししませんか?
血流がよくなって、筋肉の緊張がほぐれるだけでも眠りに入りやすくなります。
おすすめポーズ: 両手を上に伸ばして脱力 → 呼吸とともにゆっくり下ろす
スマホ見ながらできるサイトもあり、活用するのもアリですよね。
5. 運動は「ジムより階段」主義で
まとまった時間が取れないなら、“日常を動かす”工夫で十分。
- エスカレーターを階段に変える
- 買い物ついでに遠回り散歩
これだけで体に自然な疲労がたまり、深い睡眠を得やすくなります。
いつもより一駅手前でおりて歩いてみると 新しい発見もあり楽しく体を動かせますよね。
6. 食事は“夜9時過ぎたら白湯でリセット”
夜遅い食事は、睡眠ホルモン・メラトニンの邪魔になります。
でも「食べないの無理!」という日は、せめて白湯か温かい汁物で締めるのがコツ。
私のおすすめ: 生姜入り白湯(市販の粉末でもOK)
眠れない。どうしても何か食べたいときは
眠れない夜に食べて快眠を誘うおやつのすすめの記事はこちら。
7. 目が覚めても「時計を見ない」
夜中に目が覚めても、スマホで時刻を確認するのはNG!
「あと〇時間しかない…」という焦りが、覚醒の引き金になります。
代わりに、目を閉じて深呼吸。そして「そのまま目を閉じているだけ」でOK。
私のマイルール: 時計はベッドの反対側に置いておく!
それでも眠れない時
いろいろ試したけど どうしても眠れない時は 開き直って起きて過ごすのもよいかもしれません。
でも翌日仕事や 大事な会議などがあった場合はそうもいきませんよね。
そんなときはサプリにおまかせしてみませんか?
おすすめのサプリや 睡眠についても書いています。

完璧じゃなくていい。「ゆるく続ける」が、いちばん効く。
睡眠って、ストイックにがんばるほど逆にうまくいかないんです。
だから私は、「ちょっとした工夫」だけを続けるほうが、結果的に眠りの質が上がると実感しています。
💬あなたも「これだけやってみよう」と思った項目はありましたか?
どれかひとつでも、今夜から取り入れてみてください。
大切なのは、今のあなたの生活に無理なくフィットすること。
夜中に目が覚めても、「あ、また眠れる」そんな安心を手に入れましょう
